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仏壇の坪井屋
坪井屋佛檀店 公式オンラインショップ




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御仏壇について
仏壇の飾り方Q&A
お仏壇選びQ&A
仏壇の材質
仏壇仏具の取扱い説明
最初に必要な仏具

仏具について
仏具とは?
数珠の構成
数珠の起源
数珠の持ち方
お位牌について

仏壇の修理
洗い(復元)

仏事のまめ知識
主な宗派
法要の流れ
お彼岸とお盆の法要
年忌法要の準備
葬儀後の諸手続
のし袋の表書き



Q1.お仏壇を安置する場所や向き・方角は?
Q2.お仏壇を購入するのによい時期は?
Q3.新しくお仏壇を購入した時は?
Q4.使わなくなった古いお仏壇の処分は?
Q5.家族に不幸が出た時はお仏壇の扉は閉めるもの?
Q6.お仏壇の中に写真を飾ってもよいですか?
Q7.家庭にお仏壇が二つある場合は?
 
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一般宅納入例 一般宅納入例
→御仏壇納入例
Q1 お仏壇を安置する場所や向き・方角は?
A お仏壇を置く向きは、仏教では十方どの方角にも仏さまはいらっしゃるので、方角に吉凶はありませんが、一般的には真北を向く北向きは避けて置く方が多いです。
また直射日光の当たる場所や湿気の多いところ、冷暖房の風が直接当たる場所は避け、毎日のおまいりがしやすい場所に安置するのがよいでしょう。
仏間があれば一番よいですが、床の間や押入れの上部、整理タンスの上、また居間のサイドボードなどの上に置いても構いません。
 
 御本尊を南向きに安置し、北向きに礼拝する。北半球では南が明るい方向で「君子南面ス」という言葉があるように南に向かって座るのが上座とされています。従ってお仏壇を南向きに設けます。
 仏間を東向きに設け、西向きに合掌、御本尊を礼拝すると同時に西方浄土を拝む形をとります。
 御本尊に向かって合掌するとともに、御本山を礼拝するように仏間を設けます。本山との位置関係で方向が変わります。
 
Q2 お仏壇を購入するのによい時期は?
A お仏壇をお求めになるのに、良い時期とか悪い時期とかはありません。
ご不幸があった場合は、四十九日の法要までにお求めになるのがよいでしょう。
それ以外は、お盆、お彼岸、年回忌、家の新築などを機縁としてお求めになる方が多いですが、思い立ったが吉日で時期はいつでもかまいません。
むしろ平常、達者なうちにお仏壇を安置して、心をこめておまいりすることが本義といえましょう。
家の新築の場合は、先にお仏壇を決めて、その大きさに合わせて仏間を造った方が納まりがよいです。
 
Q3 新しくお仏壇を購入した時は?
A 新しくお仏壇を購入したら、ご住職に来ていただき魂入れ(開眼供養・入仏式)の読経をお願いするのが習わしで、これによって単なる物に過ぎなかった仏像や掛軸や位牌が尊い仏様になるわけです。
 ご住職に来ていただくのが困難な場合は、新しいご本尊や位牌を菩提寺に持参して魂入れをしていただき、持ち帰ってお仏壇に安置します。
 
Q4 使わなくなった古いお仏壇の処分は?
A 古いお仏壇といえども長年おまいりしてきたものなので、単にゴミに出すことはできません。
以前は菩提寺にお願いしてお焚き上げしてもらいましたが、最近は防災や環境問題の都合でお焚き上げできないお寺が増えています。
そのため今では古いお仏壇のほとんどは、お寺に代わって仏壇を販売している仏壇店が引き取り供養処分を行っています。
そのとき古いお仏壇の中に、大切な物が残ってないよう注意しなくてはなりません。
ご本尊と位牌だけは菩提寺に納めて供養していただきます。
 
Q5 家族に不幸が出た時はお仏壇の扉は閉めるもの?
A 家庭に不幸が出た時は、お仏壇の扉は閉めるものだという話をときどき耳にしますが、これはおそらく神道からの影響なのでしょうが仏教では異なります。
神道の世界では、死者はけがれたものという考え方があり、神棚に白い紙を張り、拝礼をしてはいけないとされています。
そしてこの紙は喪が明ける50日祭の後はずされますが、仏教にはもともとそんな考え方はありません。
むしろ、そんな時こそお仏壇をおまいりして、お仏壇の中のご本尊に亡き人の導きをお願いしましょう。
 
Q6 お仏壇の中に写真を飾ってもよいですか?
A
お仏壇はご本尊と位牌を安置するところで、亡き人がすでに浄土に生まれかわり仏さまになったからには、故人の象徴の位牌をおまいりするようになります。
写真は見るものであって拝むものではありませんので、故人の写真はお仏壇の中に飾らないで別の場所に置いた方がよいでしょう。
ただどうしても写真のお顔を見てお まいりしたい方は、お仏壇の奥に入れず前や横に置くようにします。
 
Q7 家庭にお仏壇が二つある場合は?
A 普通お仏壇は一家に一つですが、いろいろな事情で二つある家庭もあります。
たとえば、家族の中に家代々の宗旨とは別の宗旨を信心している人がいるとか、婚家に実家のお仏壇を引き取った場合などがそうです。
前者の場合は「信仰の自由」を尊重し、それぞれの部屋に置いておまいりすればよいでしょう。
後者の場合は、そのまま引き継いでいく意思があれば、二つとも続ければよいのですが、引き継ぐ意思のない時や置く場所の都合で困難な時は、奥様の実家のお仏壇は整理するようになります。
一人っ子同士の結婚が増えている今の時代では、奥様の実家の位牌を一緒にまつることも、ご家族さえよければ問題ありません。


Q1.お仏壇は何のためにまつるのですか?
Q2.お仏壇はいつ頃購入するのが良いのですか?
Q3.お仏壇を選ぶ際に、予算をあらかじめ決めておいた方が良いのですか?
Q4.お仏壇を選ぶときのポイントは何ですか?
Q5.お仏壇の価格は何によって決まるのですか?
Q6.お仏壇にはどんな種類があるのですか?
Q7.お仏壇はどこに安置したらよいのですか?
Q8.購入前に調べておくことがあれば教えて下さい。
Q9.その他に大切なことがあれば教えて下さい。
 
Q1 お仏壇は何のためにまつるのですか?
A
お仏壇は、大切だった亡き人やご先祖様を供養するためにまつります。
それと同時に、ご本尊をおまつりして仏教の教えに触れることも、お仏壇をまつる大切な目的です。
もともと人が亡くなったから必要というものではなく、祈りの象徴であると同時に精神的なよりどころなのです。
そしてそのお仏壇は、うれしいにつけ悲しいにつけ、あなたが亡き人と語らう場所となり、あなたやあなたの家族の幸せと繁栄を祈り、素直に心を開いて自分を見つめ直す心の支えの場所となります。
 
Q2 お仏壇はいつ頃購入するのが良いのですか?
A お仏壇をお求めになるのに、良い時期とか悪い時期とかはありません。
ご不幸があった場合は、四十九日の法要までにお求めになるのがよいでしょう。
それ以外は、お盆、お彼岸、年回忌、家の新築などを機縁としてお求めになる方が多いですが、思い立ったが吉日で時期はいつでもかまいません。
むしろ平常、達者なうちにお仏壇を安置して、心をこめておまいりすることが本義といえましょう。
家の新築の場合は、先にお仏壇を決めて、その大きさに合わせて仏間を造った方が納まりがよいです。
 
Q3 お仏壇を選ぶ際に、予算をあらかじめ決めておいた方が良いのですか?
A お仏壇に関する知識が少ない段階で、限られた価格帯に限定してお仏壇を見ても、おそらく高い物と安い物の作りの違いがよく理解できないと思います。
最初はあまりご予算に縛られずに、いろいろなお仏壇を見て、まずはお仏壇の良し悪しをじっくりと比較検討して下さい。
そして、最終的に「これなら納得!」と思えるお仏壇に出会えたら、後はご自身の懐具合と相談してお決め下さい。
 
Q4 お仏壇を選ぶときのポイントは何ですか?
A まずは、全体の雰囲気を気に入ることが第一です。
次に木の材質、作り具合、彫刻という順番で見ていくと良いでしょう。
何軒かのお仏壇専門店を見て歩き、しっかりと説明をお聞きになることをお勧めします。
何軒か見て歩き、お仏壇の見方がひと通り理解できたら、後はご自身の感性を頼りにお選び下さい。
 
Q5 お仏壇の価格は何によって決まるのですか?
A お仏壇の価格は、木の材質と作る職人の手間のかけ方によって決まります。
お仏壇はほとんど手造りなので、職人による技術の差が大きな違いとなります。
良い素材を選別し、腕のよい職人が手間をかければ、質の良い仏壇ができる代わりにコストは上がります。
逆にあまりにも安い仏壇には、何らかの理由があると考えなければなりません。
お仏壇は一生に一度のお買い物なので、じっくりと品質を見定めてご購入下さい。
お仏壇の表示価格は、基本的には仏壇本体のみで表示されていて、中に入れるご本尊、お位牌、仏具は含まれていません。
まずお仏壇を決めて、そのお仏壇に見合った仏具、お位牌、宗派に合わせたご本尊を決めていきます。
 
Q6 お仏壇にはどんな種類があるのですか?
A

形式の違いとしては、上置型仏壇、地袋付仏間用仏壇、台付型仏壇の3種類に分けることができます。

上置型仏壇は、高さが36センチ~88センチ位のもので、整理タンスやサイドボ-ドの上や、押し入れを上半分に使ったスペ-スに置くタイプの仏壇です。

地袋付仏間用仏壇は、高さが98センチ~131センチ位のもので、地袋が付いている仏間に置くタイプの仏壇です。

台付型仏壇は、高さが 106センチ~173センチ位のもので、仏間や床の間に下から置くタイプの仏壇です。壁を背にして畳の上に置くことも多く、座って落着いてお参りができます。

作り方の違いとしては、金仏壇、唐木仏壇、新型仏壇(家具調仏壇)、永久仏壇の4種類に分けられます。

金仏壇は、全体に黒の漆塗りが施され、内部に金箔が張ってある仏壇で、塗り仏壇と呼ばれることもあります。

唐木仏壇は、黒檀や紫檀などの銘木と呼ばれている木材の美しい木目を生かした仏壇です。

新型仏壇は、家具調仏壇とも呼ばれ、洋間に合わせた新しいデザインの仏壇です。

永久仏壇は、天然素材 100%のリビングにも合う小さい仏壇です。

 
Q7 お仏壇はどこに安置したらよいのですか?
A お仏壇を置く向きは、仏教では十方どの方角にも仏さまはいらっしゃるので、方角に吉凶はありませんが、一般的には真北を向く北向きは避けて置く方が多いです。
また直射日光の当たる場所や湿気の多いところ、冷暖房の風が直接当たる場所は避け、毎日のおまいりがしやすい場所に安置するのがよいでしょう。
仏間があれば一番よいですが、床の間や押入れの上部、整理タンスの上、また居間のサイドボードなどの上に置いても構いません。
 
Q8 購入前に調べておくことがあれば教えて下さい。
A お仏壇を安置する場所が決まったら、その場所の高さ、巾、奥行などをきちんと測ります。特に仏間に納める場合には、仏間の内側の寸法を正確に測っておきましょう。
お仏壇の扉は観音開きで両側に開きますので、本体の寸法だけでなく、扉を折り畳んで左右に開くスペースが必要となります。
もう一つ大切なことは、お寺の中心がご本尊であるように、お仏壇の中央にはご本尊を安置します。
ご本尊は菩提寺の宗派によってそれぞれ異なりますので、自分の家の宗派を確認しておくことが必要です。
 
Q9 その他に大切なことがあれば教えて下さい。
A お仏壇を購入する際に、意外と見落とされがちなのが購入店のアフターサービスです。
お仏壇は長い年数お使いになるものですから、その間には、ついうっかり傷を付けてしまったり、木の伸縮などで不具合が生じることがあるかもしれません。
そんな時に、何年経っても快く修理を引き受けてくれるお店でないと、後々後悔することにもなりかねません。
そのお店がどこまで面倒を見てくれるのかは、購入の際にしっかり確認しておきたいポイントです。
安売り、売り切りの展示会などを利用する場合は、購入後のアフターケアについて特に注意して確認しましょう。
 


 お仏壇に使われている木材は、建築に使う木材とは少し違って、黒檀や紫檀、ウォールナットといった銘木と呼ばれている高級な木材を使っています。これらの銘木は、強度が大きく耐久性に優れていて、木質が緻密で木目が美しく、乾燥性がよく虫などに侵されにくく格調が高い等の特性があり、何代にも渡って使うお仏壇には最適な木材といえます。

木材の種類には、次のようなものがあります。

 
黒檀 産地はインドネシア。
黒檀は黒地に美しい木目が浮き出た高級な木材です。
極めて硬く、耐久性に優れ、虫や菌に侵されにくい上、乾燥性がよいという特徴もあります。
紫檀 産地はラオス、タイ、ベトナムなど。
紫檀は黒檀とならぶ高級な木材です。
硬い木質ですが、木肌は緻密なのが特徴で、「紫」というより、どちらかといえば「赤茶」色をしています。
正倉院御物の唐木細工のなかではもっとも多く見られ、古くから珍重されてきました。
産地は日本。
桑は北海道から九州にいたるまで自生しているが、銘木として使える木は極めて少ない。
桑の中で特に良材とされるのは、伊豆諸島で産出される「島桑」です。
年輪が緻密で美しい木目と粘りのあることで知られています。
目が細かく材が美しいことから、江戸時代から江戸指物などに用いられてきました。
国内の銘木の中では、最高級の木材です。

(けやき)
産地は日本。
欅は木目が明瞭で美しく、強度があり耐久性があることから、古くから神社仏閣の建築材料としても使われてきました。
広葉樹の中では極めて整った樹形をしており、北海道を除く全国に自生しています。
ウォールナット 産地は北米。
ウォ-ルナットはクルミ科の広葉樹で、世界随一の銘木として「木の宝石」とも称され、古くから世界の高級家具に用いられてきました。
強靭で狂いも少なく、しっとりとした落着いた色と重厚な木目が特色です。
桜という表示はサクラ調のことで、本桜ではありません。
アガチス、ニヤトウなどの南洋材をマホガニー色で仕上げています。



1.仏壇のご使用の注意 2.仏壇の安置場所の注意
3.仏具のご使用の注意 4.仏壇仏具のお掃除の注意
5.仏壇仏具のお掃除の時期 6.仏壇の修理

 仏壇仏具を永くお使いいただくためには、ほこりがかぶっていたり、お花が枯れていることのないよう、日ごろからお手入れを欠かさないようにし、取扱いにも注意しましょう。

1. 仏壇のご使用の注意
仏壇に直接水をこぼすと、本体や塗装面などに変化を起こすことがあります。水をこぼした場合には、乾いた布などですばやく水をふき取ります。また花立の水を取り替える時に、底に水滴が残っていないか確認します。
仏壇の膳引き・引き出し、経机に手を掛けて立ち上がると、仏壇や経机が壊れたり倒れることがあります。
長年ご使用になると、仏壇の扉の蝶番のネジがゆるんでくることがあります。ゆるんだまま使用すると、仏壇を傷つけることがありますので、しっかり締め直します。
 
2. 仏壇の安置場所の注意
仏壇は木工品ですので、過度の湿気や熱により、本体や塗装面などに変化を起こすことがあります。また日射により変色や退色を起こすことがありますので、冷暖房器具の風が直接当たる場所、直射日光が当たる場所には安置しないようにします。
湿気によりカビが生えることもありますので、仏壇の裏側や側面には空間を取り、壁に密着しないように置きます。
仏壇を安置する場所が水平であるかどうか確認します。水平でない場合、仏壇の扉が開いてきたり、内部の仏具が転倒することがあります。
安置面、床面の強度を確認します。強度が不十分な場合、仏壇が傾いてくることがあります。
3. 仏具のご使用の注意
主な仏具には、お花を入れる花立、線香をたく香炉、ローソクを立てる火立がありますが、仏壇や経机の大きさにあったものを使用します。
線香やローソクに火をつけるときは、香炉や火立を膳引きや経机の上に出して使用します。仏壇の内部で火を使うと危険です。
線香やローソクに火をつけたまま離れないようにします。また線香やローソクの近くに燃えやすいものを置かないようにします。
線香やローソクの火に冷暖房器具の強い風が、直接当たらないようにします。線香が倒れたり、ローが垂れてきて危険です。
ローソクは、仏壇の大きさと火立の芯のサイズに合ったものを使用します。
マッチのカスを入れるマッチ消、線香を入れておく線香差には、水を入れないで下さい。水が漏れて仏壇を傷めることがあります。
おリンは、硬い床に落とすと割れて音が鳴らなくなることがあります。またリン棒でたたく場所はおリンの横ではなく、口のふちを下からたたき上げると一番良い音が出ます。
位牌などの金箔や金粉を使用した部分には、直接手をふれないで下さい。金箔や金粉がはがれることがあります。
仏壇内の照明器具は、おまいりする時だけ点灯し普段は消しておきます。また電球を替える時は、照明器具にあった電球をお使い下さい。照明器具の配線を変更する場合は、感電やショートしないようお買い上げ店までお問合わせ下さい。
4. 仏壇仏具のお掃除の注意
1. 仏壇
  仏壇のお掃除は、毛バタキでほこりを払ったり、柔らかい布や仏壇クロスで、ほこりや汚れを拭き取ります。
汚れが落ちにくい場合は、ぬるま湯などにひたした柔らかい布を硬く絞り、拭き掃除します。また湿気は大敵ですので、水気を残さないようにしっかりと乾拭きをします。
市販の化学雑巾は、艶にムラが出てしまうので、あまりお薦めできません。
仏壇の隅や内障子のほこり、彫刻の隙間のほこりは、毛バタキやハケで払い落します。
金箔の部分は、直接手で触れたり、布で拭かないようにし、毛バタキでそっとほこりを払います。そのとき毛バタキの芯の部分で金箔を傷つけたりしないよう注意して下さい。
2. 仏具
  仏具をお掃除で取り出す際は、落して仏壇に傷をつける事のないよう注意します。
塗り仏具の汚れは、柔らかい布で拭き取ります。
色の付いた金物仏具の汚れは、柔らかい布で拭き取ります。硬い布やみがき剤でこすると色が取れてしまいますので注意して下さい。
磨きの金物仏具の汚れは、みがき剤や洗浄液を使いよく磨きます。
火立にローソクのローがたまった時は、ロー除去液を使って取ります。釘等で取ると傷がつきますので注意して下さい。
3. 香炉の灰
  香炉の灰がお線香の燃えかす等で汚れている場合は、灰ふるいを使って灰のお手入れをします。ふわふわした灰に生まれ変わり、お線香が最後まで燃え、かすが残ることがなくなります。
灰の表面は、灰ならしできれいに整えます。
4. 位牌・ご本尊
  位牌やご本尊の金箔や金粉の部分は、直接手で触れたり、布で拭かないようにし、毛バタキでそっとほこりを払います。
5. 仏壇仏具のお掃除の時期
 仏壇は、日ごろからほこりを取り除くよう気をつけていても、念入りなお掃除となると後回しになりがちです。
 お彼岸やお盆の前、年末など、年に何回か念入りなお掃除をする日を決めておくとよいでしょう。
6. 仏壇の修理
 仏壇は日常のお手入れが大切ですが、どんなに大切に使っていても、永い間使い続けるとどうしても傷んできます。
 何年もたつと仏壇の内部が、ローソクやお線香の油煙で黒ずんだり、金箔や漆塗りの部分がはがれたりします。扉がガタガタになったり、障子がボロボロに破れている仏壇もよく見かけます。
 直さなくてはと思いながらも、ついつい後回しになっているのが仏壇です。
 仏壇の修理は、直せなくなってからでは手遅れで、修理がきくうちに直す事が大切なポイントです。
 この仏壇の修理を「お洗濯」とも言います。
 仏壇の修理は、まず仏壇を解体し、汚れを洗浄、壊れた部分やキズを補修、漆を塗り直したり、金箔を押し直すなどして、新品同様に生まれ変わります。
 修復・洗濯前 
  修復・洗濯後  
→仏壇のお洗濯・修理 



 もしもご不幸があった時にご葬儀後必要なお仏具を一覧表にしてみました。位牌・法名軸は忌明け(四十九日あるいは三十五日)までに用意しましょう。リン・木魚・鉦鈷・木鉦は各菩提寺様あるいは地域により若干必要性は変わります。全ていろいろなサイズがあります。出来るだけお仏壇に合った大きさにしましょう。


 仏壇とは、ご先祖様やお亡くなりになられたご親族のお位牌を並べておく場所だと捉えている方が多くいらっしゃいますが本来の意味は、その文字通り、信仰する宗旨のご本尊を祀る台 (壇) のことを指します。
 仏教でいうお浄土の世界ということになります。信仰する宗旨のご本尊を中心にまつり、お位牌を横に置かせていただいているという認識が正しいでしょう。
常花 常花は、蓮華をかたどったものです。
蓮は泥の中から生じて美しい花を咲かせることから、仏教では菩薩の修行に例えて重要なものとされています。
金色の蓮華は、最高の蓮華という意味でお供えするものです。
仏膳 仏膳は霊供膳とも呼ばれ、ご飯、汁物、漬物、煮物、煮込物などの精進料理をお供えするものです。 お盆、お彼岸、ご命日などの特別な日に使う場合が多いです。
過去帳 過去帳は、亡くなられた方の戒名 (法名) 、没年月日、俗名、行年 (享年) などを、命日の日付のページに記入し記録しておくものです。
見台にのせて、月命日の日に開いてお参りします。
位牌がある場合は、家の記録として仏壇の中にしまっておく場合も多いです。
見台 見台は過去帳を安置するための台です。
経机 経机は仏壇の前に置いて、香炉、ローソク立、線香立、リン、数珠などを置いて使います。
経机を使うと、身近なところで線香やローソクをお供えできるので、お参りがしやすく便利で安全です。
経机は元来、お経を読むために経本を置いて使いましたので、経机と呼ばれています。
数珠 数珠は手にかける最も身近な仏具です。
常にこれを持って仏様を念じておれば、煩悩が消滅し功徳を得られると言われています。


※数珠の構成 (宗派により形・玉数などが異なります。)※

浄名
 親珠と記子の間にある小さな珠は、浄名(維摩{ゆいま})です。 浄名は、補処{ふしょ}の菩薩とも呼ばれて、前任者から引き継いで、衆生を救済する菩薩を表します。 したがって親珠が阿弥陀さまなら、浄名は観音さまになり、親珠がお釈迦さまなら、弥勒菩薩になります。
 
四天
 主珠より、もっと小さくて材質も異なった珠が、親珠から七顆目と二十一顆目の次に計四つあります。それを四天と呼びます。 仏法を護るために寺院の四隅を固めている四天王(東=持国天、南=増長天、西=広目天、北=多聞天)です。 真言や陀羅尼を七遍、二十一遍と数える目標となる珠なので、標珠とも呼びます。 ただ、略式の短い念珠では二つなので、二天となります。

 

親珠
 百八の数珠は、二つの大きな珠によって、五十四に二分されています。 その、左右から紐を通すためにT字形に穴のあいた大きな珠を、親珠あるいは母珠と呼びます。浄名のついているほう、記子のあるほうが母珠です。そうでないほうを緒留と呼びます。 宗派によっては、その親珠を、お釈迦さまと阿弥陀さま、あるいは法(達磨)と解釈します。百八の煩悩の私たちが、お釈迦さんや阿弥陀さんに護られながら、生かされているという意味あいがあります。
 
主珠
 大きい珠が親珠なら、小さい珠は子珠です。 一粒一粒に諸仏・諸菩薩の名前が当てはめられています。
 
記子(弟子珠)・露
 親珠のほうには記子という、二十顆の珠がついています。 真言や陀羅尼をとなえるときに数を計算するためです。 それを留める珠を、記子留もしくは露と呼びます。 露が滴っている形をしているからです。


 数珠は念珠とも言い、仏前で合掌礼拝する時に必ず手に掛ける事によって、心が静まりひきしまります。
 お数珠の起源は、お釈迦様が108の木の実を糸でつないで連珠をつくり、念仏を唱えて一つずつつまぐる事により、心を静め、煩いを除き、諸事正しき方へ向かうと教えられたのが始まりだとされています。珠を数えると書いて「数珠」とも「数珠」とも読まれるのもそのためです。
 数珠はただ身につけるだけで精神力や潜在能力 (法力) を数億倍や無限大にまで高めてくれると、お経本に記されている通り、たいへん意味深い法具で法事や葬儀のときに持つのも故人の冥福を祈る心を増幅するためです。もちろん普段のあらゆる生活の中でも法力が発揮されますので、日頃から身にお付けになって、災いや咄嗟の因縁から身を守るようお心がけくだされば幸いです。

 玉の数を108としたのは、我々の心は、百八にも動きかわり、乱れると云う事からで、これを俗に百八煩悩といっています。この乱れ易い心を、仏の御教えにより、数珠をつまぐり念仏する事で救われるのです。
 珠の中をつらぬいている糸は、丁度仏の心を我々の心の中に通しているわけであって、それを円く輪にしてあるのは、心が円く、すなおになる事を意味しているのです。
 現在私達が使っているこの数珠は、このように百八ヶの珠を基本としていますが、持ちやすくする為に半分の54ヶ玉に、又四半分の27ヶ玉、108にちなんで18玉等と色々な形式にもなっています。
 現在では、多くの材質が用いられて、珠の数も108の形式にとらわれずに色々な個数のものが用いられています。慌ただしい現代に生きる私達は、この数珠を「心のアクセサリー」として大事にしたいものです。



持ち方
 左手か、左手首にかけます。その理由は明らかではありません。長い数珠は2連にして房をたらしますが、それぞれの母珠から21番目の珠が過ぎたところを左の4指に掛け、親指ではさみます。
お焼香の仕方
 宗派や地方によっても違いますが、焼香の基本的な手順は以下の通りです。通夜に多い線香による焼香の場合は、線香の火を手であおいで消すことを忘れないように。神式では玉串を、キリスト教式では花を霊前に捧げます。

1. 焼香台の3歩ほど手前で遺族と僧侶に一礼する。
2. 焼香台の前に進み、祭壇に向かって一礼する。
3. 右手で軽く香をつまんで目の高さで押しいただき、香炉に静かに落とす。焼香の回数や押しいただくか否かは宗派で異なるので、案内に従う。
4. 遺影を仰いで合掌し、遺族と僧侶に一礼して戻る。

天台宗の数珠
  平玉が一般的です。母珠からは20の平玉と10の丸玉がかかっています。
 母珠を上にして、房は手の外側に垂らすようにします。合掌するときは、両手の人差し指と中指の間に掛けて手を合わせます。
真言宗の数珠
  真言宗は数珠を大切にします。持ち方は二つの母珠を、あやとりのように左右の中指に通し、房は外側に垂らします。しかし自分のための行のときには房を手のひらの中に入れます。左手に持つときは二重にし、親指と他の4指の間にかけ、二つの母珠は親指で抑えます。房を下に垂らすことはしません。置くときには3重にし、房を丸くなった内側に置きます。
浄土宗の数珠
  浄土宗は儀式の時には108珠のものを用いますが、普段は2連数珠を使います。念仏を唱えるときには、左手に27珠の方を親指と人差し指の間に掛け、一念ごとに母珠からひとつひとつ親指で手前に繰り、一連を繰り終わると、人差し指と中指にはさんだ他の一連の珠を手前に繰ります。
合掌するときは、二つの母珠を上にして、親指に掛け、房は手前に垂らすようにします。手に持つときは左手首に通します。
浄土真宗
  浄土真宗は煩悩具足そのままで救われる教えです。数珠を繰ることによって、煩悩の火を消す必要がないので、形や数にはこだわっていません。
合掌するときに、両手の親指と他の4指との間に掛け、房は下に垂らします。手に持つときも、左手の親指と他の4指との間に掛け、やはり房は下に垂らします。
禅宗
  禅宗では小さい数珠は一輪、大きなものは二輪にして、左手の親指と他の4指との間に掛けて、房は下に垂らします。
日蓮宗
  3つに分かれている房のほうを左の中指に掛け、ひとひねりしてからもう片方を右の中指に掛け、房を外に垂らします。合掌をするときは二輪にして、左手の4指にかけ、手を合わせます。手に持つときは二輪にし、左手の4指にかけ、親指ではさむようにします。


1.お位牌を祀る位置 2.お位牌が多くなってきたら
3.お位牌が不要? 4.満中陰までにお位牌を用意するのは
5.お位牌の種類  

 
 お位牌とは中国の儒教で官位を表すために用いた木札が源流のようです。日本には鎌倉時代に禅宗と共に伝わりました。お位牌は先祖の霊の「よりしろ」であり、子孫が先祖を追善する対象物として御本尊同様大切にされています。浄土真宗では教義上お位牌を用いません。これは子孫が先祖を追善供養しなくても、皆極楽浄土で往生されているという考えからです。(浄土真宗では法名を法名軸か過去帳に記入します)
1. お位牌を祀る位置
 お位牌を置く場所はお仏壇の、御本尊をお祀りしている段の一段下となります。向かって右側が上座となりますので、ご先祖様のお位牌から順に並べてください。右だけで収まらないときは左側にも祀りますが、御本尊が隠れて見えなくなることのないように気をつけてください。
2. お位牌が多くなってきたら
 お位牌が沢山になってしまってお仏壇に入りきらなくなってしまった場合は、2つの方法があります。
1.  繰り出し位牌を使用する
 
繰り出し位牌の一番前の板に家先祖代々之霊位と記入し、
他の板には古い お位牌のお名前(戒名)を記入して祀ります。
2.  家先祖代々之霊位と記入したお位牌を作る。
  その場合は過去帳に古い位牌の戒名を記入してお祀りします。
3. お位牌が不要?
 真宗 (浄土真宗) ではお位牌を基本的にはお祀りしません。基本的には法名軸や過去帳を用います。・・・ということなのですが、管理人の主人の実家(中国地方) ではお位牌をお祀りされていました。西日本地域ではお位牌をご用意なさるところもあります。
4. 満中陰までにお位牌を用意するのは
 満中陰までは中陰壇を祀っていますが、そのときに大きめの白木のお位牌があります。このお位牌は四十九日を過ぎると使えません。満中陰を過ぎると塗りのお位牌に変えるのです。浄土真宗系では基本的にお位牌は必要ないとされていますが、繰り出し位牌を使用することもありますし、地域によってはお位牌を作られるところもありますので、お寺さんとよく相談されるのが良いと思います。
 また、白木のお位牌は満中陰法要が終わるとお寺様がお持ち帰りになり、ご供養(おたき上げ)してくださいます。

5. お位牌の種類は大きく分けて3つ
白木位牌 ご葬儀の際に用意されるお位牌で、満中陰までお祀りいたします。 四十九日のご法要がすみましたら、塗りのお位牌を、お仏壇にお祀りします。
板位牌 (本位牌) 忌明け法要 (満中陰法要) が済みましたらお仏壇にお祀りするお位牌です。漆塗りのものや、金箔仕上、唐木仕上げ等のものがあります。
繰り出し位牌 戒名を記入した5枚〜10枚の札板を使用し、ご命日をお迎えになる故人様の札を前面に繰り出します。 浄土真宗でも繰り出し位牌を使用することがあります。また、ご先祖のお位牌が多くなった場合、繰り出し位牌にまとめることもございます。



 どんなものでも使いつづけていると、傷んできます。仏壇も例外ではありません。 仏壇の内部がロウソクや線香の煙で黒ずんだり、金箔や漆塗りがはがれてきます。 扉がガタガタになったり、障子が破れていることもあります。 そのまま放置せずに、なるべく早めに修理することが大切です。 簡単だから、と自分で修理をすると、かえって傷を大きくしてしまいがちなので、まず相談しましょう。
 出張修理でなおるものなのか、預ける必要がある修理なのかがわかります。仏壇の全体を修理することを「お洗濯」といいます。お洗濯が必要、といわれたら、必ず、事前に修復費用の見積もりを出してもらいましょう。 お洗濯では、金仏壇を解体して汚れを洗浄し、壊れた部分やキズを補修し、金箔を押しなおしたり、漆を塗りなおして新品同様に仕上げてくれます。きれいに生まれ変わります。

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●その他、お気軽にお尋ね下さい。
●電話一本アフターサービス万全
●古い佛壇は丁重に供養し、処分させていただきます。
●ご希望の納入日までお預かり致します。
●手続き簡単なローンもご利用頂けます。





◎天台宗   ◎真言宗   ◎曹洞宗   ◎臨済宗
◎黄檗宗   ◎日蓮宗   ◎浄土宗   ◎浄土真宗


天 台 宗
 どの宗派とも違いが少ないのが特徴の一つ。また天台で学んで宗祖になった人が多いのも特徴。円、密、禅、戒、どれも大切にする(四宗融合)。人それぞれ縁に応じてどの分野から入っても良い。修行も四種三昧といって四通りの方法がある。四種三昧のひとつ常行三昧の発展した回峯行も特徴。教典は法華経中心であるが朝題目夕念仏といい、朝は法華経中心、夕方は阿弥陀経中心で勤める。本尊は定め無し。
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伝教大師 釈迦如来又は
阿弥陀如来
天台大師
 本尊をしいてあげれば法華経が中心なのでお釈迦様。または本山の根本中堂の本尊が薬師如来なので薬師如来。
→宗派別 数珠の持ち方


真 言 宗
 曼荼羅的な思想が中心。十住心思想といって、人の心のあり方、価値観、宗教などを10段階に分け、最終段階は大日如来と同レベルに達することを説く。大日如来がすべての根本であって、万物は大日如来と深いかかわり合いを持っていると考える。また真言密教以外の教えは顕教とし、それは真言密教の一部であり、密教に到達するまでの過程とした。教典は大日経と金剛頂経が中心。本尊は大日如来。
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不動明王 大日如来 弘法大師
 真言宗と天台宗とでは密教の取り扱い方が異なる。真言宗の密教は東密(とうみつ)と呼ばれ天台宗の密教は台密(たいみつ)と呼ばれる。天台宗では顕密一致といって密教と顕教を同格に扱う。
→宗派別 数珠の持ち方


曹 洞 宗
 坐禅を修行の基本として、修行の威儀作法を重視する。悟りを求めない修行によって悟りを得られると考える。悟りを目的とする修行は打算的であり打算的な悟りを生む。悟るまで修行することは、悟ったら修行しなくて良いことになる。悟りへのこだわりはいらない。坐禅の座り方は中国以来の面壁。教典は道元が書いた正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)が中心。その道元は法華経を大事にした。本尊はお釈迦様。
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常済大師 釈迦如来 承陽大師
→宗派別 数珠の持ち方


臨 済 宗
 教典や教えに依存せず相手の心に直接働きかけ、その本質を悟らせる。あらゆる生命と共存していることに感謝するため、色々な仏様や神様を祀る。すべてのものに仏性を見て礼拝する。1700余りの祖師の言葉を体得することが悟りの基本。そして日常の中に真理を具体的なモノとしていくことが求められる。坐禅の座り方は対面形式で行う。教典は特に定めない。本尊も定めなし。普通お釈迦様が多い。
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花園法王 釈迦如来 無想国師
 本来の禅宗様式は本尊を祀らず、その場所には椅子をひとつ置く。椅子に座って法を説く人が本尊に相当する。また、この場合お堂は法堂(はっとう)と呼ばれる。仏像を祀るお堂は仏殿と呼ぶ。
→宗派別 数珠の持ち方


黄 檗 宗
(明治9年 臨済宗黄檗派から黄檗宗に)
 修行形態は臨済宗と同様。儀式の形式や使われる言葉は明時代の様式。教典は特に定めない。陀羅尼や阿弥陀経も読む。念仏を唱えるが浄土系とはかなり捕らえ方が異なる。南無阿弥陀仏を「ナムオミトフ」と読む。般若心経は唐音で読むのが特徴「ポゼポロミトシンキン。カンツサイプサ、ヘンシンポゼポゼポロミトス」となる。最近では他宗と同様に漢音で読む事もある。本尊はお釈迦様。
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隠元禅師 釈迦如来 達磨大師
→宗派別 数珠の持ち方


日 蓮 宗
 (江戸時代までは法華宗または日蓮法華宗といった。現在でも法華宗を名乗る一派もある。)
 法華経中心を徹底し、法華経と人の生き方と一体化させようとする。特に第16章の如来寿量品をよく読む。法華経の中で未来に登場するとされた上行菩薩は自分だと日蓮は考えた。南無妙法蓮華経の7文字に法華経の功徳がすべて込められている。お題目を唱えることは、法華経を読む、奉持する、他人に説く、書写する、などと同等の価値があると考える。本尊はお釈迦様、大曼荼羅、日蓮聖人。
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大黒天 大曼陀羅 
日蓮上人・
三宝尊  
鬼子母神
 日蓮が学んだ天台宗も法華経を中心にすえているが、天台宗は多面性を持ち、法華経とは哲学的な関わり方をしている。日蓮は法華経を身体で読んだとも言われる。
→宗派別 数珠の持ち方


浄 土 宗
当初は善導宗とも呼ばれた
 修行による成仏は否定し、修行の価値を認めない。念仏を唱えることは行として勧める。唱えることで極楽往生する。念仏を唱えることを重視。成仏と往生は区別して考える。極楽往生の後、極楽浄土で修行し成仏すると考える。教典は浄土三部経のうち観無量寿経に重きを置く。本尊は阿弥陀様。向かって右に観音様、左に勢至菩薩を祀るのが基本(弥陀三尊の形式)。
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法然上人 阿弥陀如来 善導大師
 浄土三部経は無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経の三つ。
→宗派別 数珠の持ち方


浄土真宗
 人が求めなくとも仏が救って下さるという考え(他力回向の理論)。いずれ仏になることが約束されているから、改めて修行する必要はない。「阿弥陀様が救って下さる」と信じることで往生できる。それ以降は感謝の行ないとして念仏を唱える。教典は浄土三部経のうち無量寿経に重きを置く。本尊は阿弥陀様。理論的には「南無阿弥陀仏」という言葉(名号)。
 浄土真宗では弥陀三尊の形式はとらない。救い主は阿弥陀様のみ。阿弥陀様が人の苦悩をじっとして見ていられない事を表わすため坐像ではなく立像。他力は阿弥陀様の力を指す。
浄土真宗高田派
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十字名号・
九字名号 
阿弥陀如来 親鸞聖人
浄土真宗大谷派 (東)
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九字名号 阿弥陀如来 十字名号
浄土真宗本願寺派 (西)
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親鸞上人絵像

阿弥陀如来 蓮如上人絵像
 

→宗派別 数珠の持ち方

葬儀後の法要までの流れ、しきたりについて知っておこう。



お彼岸法要
お彼岸
 
 春の彼岸は春分の日を中日に、秋は秋分の日を中日に前後3日間を合わせて、合計7日間おこなわれます。中日は昼夜の長さが等しく、太陽が真東から出て真西へ入ります。この日に夕日を拝むと浄土(=彼岸)の東門を拝むことになると言われるところから、こういう時期にこそ浄土にいる先祖をしのび、また自分達も彼岸へ到達できるようご供養しようというのが、お彼岸の法要なのです。
お彼岸のご供養
 
できるだけ家族そろってお墓参りしましょう。墓石をきれいに洗い、お墓の周囲も掃除して花や線香をたむけ、お菓子などもお供えします。
家庭では仏壇を掃除し、新しい花、それに牡丹餅・お萩、お彼岸団子などをお供えします。
お彼岸の期間中、菩提寺では彼岸法要がおこなわれます。ぜひ、参加しましょう。また、お寺にお渡しするお布施を用意しておきましょう。
お盆法要
お盆
   現在、日本各地でおこなわれるお盆の行事は、各地の風習などが加わったり、宗派による違いなどによってさまざまですが、一般的に先祖の霊が帰ってくる期間だとされています(※浄土真宗では霊魂が帰ってくるとは考えません)日本のお盆は祖先の霊と一緒に過ごす期間なのです。
お盆の期間
 

 明治以前は7月15日を中心に、13日/迎え盆、16日/送り盆という日程でしたが、現在では8月15日を中心に、13日/迎え盆、16日/送り盆となっています。明治になって新暦が採用されると、7月15日では、当時国民の8割を占めていた農家の人達にとって、もっとも忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからです。それでお盆をひと月遅らせ、ゆっくりとご先祖様の供養ができるようにしたわけです。


■お盆の行事(迎え盆・送り盆)※地方によって相違もあります。
13日朝 「精霊棚」(盆棚)をつくります。ご先祖さまの霊を迎える精霊棚は、位牌を安置し、お供え物(砂糖菓子/果物/そうめん/お団子などが定番)をする棚です。また、なすやきゅうりで牛や馬の形を作りお供えします。これは先祖の霊を乗せるためです
夕方/夜 「精霊迎え」(菩提寺とお墓に参り、祖先の霊を迎える)をします。 この時に「迎え火」をし、霊が迷わず帰ってこられるようにお墓や川端で火を焚きます。
16日 盆の終わり(「送り盆」)には、「送り火」を焚き、祖先の霊を送り出します。(「精霊送り」) 京都の大文字などはこの行事の一貫です。


法要の準備
法要は、自宅、会館、お寺で行う場合があり、会場によって多少準備のしかたが違います。
法要にかかる費用は、その内容によって違ってきます。必要な経費は年忌祭壇、会食費、引出物、僧侶のお布施などです。
具体的な打ち合わせ事項
 
1. 日時を決定する
(僧侶、親族と相談、斎場の予約)
2. 招待者を決める
(親戚、友人、知人)
3. 会場を決める
(自宅、斎場、寺院)
4. 案内状の注文
(文面、枚数、返信ハガキ同封)
5. 僧侶の人数と送迎
(またはお車代)
6. お布施
7. 料理 (価格、数量)
8. 引出物 (価格、数量)
9. 供花、供物の手配
  

法要の進め方
僧侶をお迎えにいきます。(またはお車代)
僧侶が到着されたら、お茶の接待をします。
ローソクをともし、お花、お供物をそなえます。
法要は、一同着座、読経、焼香、法話の順に進みます。
※式次第はお寺によって異なりますので、読経の時間など詳しくお聞きしましょう

お斎
お斎の席順は、僧侶を主席に親戚、故人と親しかった友人の順に並び、施主および家族は末席に座ります。
施主は下座に座って挨拶します。


 日本の社会保険制度はすべて申請主義になっているため、受け取れる給付金も自分で申請しないと受け取ることができません。
期限が定められている場合があるので、しっかり確かめてください。
 
・身分証明書などの返却
 
 運転免許証・パスポート・健康保険証・老人医療費受給者証・会社のIDカード・地方自治体のバスや電車などのシルバーパス・クレジットカードなどを返却します。  
 
・名義変更
 
 故人が世帯主だった場合、14日以内に市町村役場で世帯主変更届を出す必要があります。
 賃貸住宅・電気・ガス・水道・電話・NHK受信料・携帯電話・プロバイダーなどの名義変更を、最寄の営業所やコールセンターに連絡して行います。故人が健康保険に加入していた場合、被扶養者だった人は国民健康保険に加入する必要があります。窓口は市町村役場内にあります。

 同様に、厚生年金の被扶養者になっていた人は国民年金の1号被保険者になる手続きをします。窓口は市町村役場内の国民年金課などです。
その他の個人の財産は相続がすべて決まってからの名義変更となります。 

 
・年金関係
 

 国民年金の受給者だった場合、14日以内に年金証書の返還の未受給年金を受け取る手続きをします。
 国民年金の加入者だった場合、死亡一時金は2年以内に、その他の遺族年金や寡婦年金を受け取る手続きは5年以内にする必要があります。
 住民票、戸籍謄本、印鑑、口座がわかるものなどが必要となります。
 他にも必要なもの(死亡診断書など)がある場合もあるので、事前に確認するようにしてください。
 窓口はいずれも、市町村役場の国民年金課になります。

 厚生年金・共済年金の受給者だった場合、できるだけすみやかに管轄の社会保険庁に行き、年金証書の返還をします。
 条件により遺族年金や未受給年金がもらえることがあります。
 厚生年金・共済年金の加入者だった場合、遺族厚生年金がもらえる場合があります。個人の勤務先や管轄の社会保険事務所で5年以内に手続きをします。

 
・葬祭費・埋葬料・高額療養費の請求
   国民健康保険の場合は2年以内に、健康保険の場合はなるべくすみやかに手続きをします。
 葬儀の領収書、印鑑、住民票(健康保険の場合)が必要になります。
 国民健康保険は市町村役場内の国民健康保険課が、健康保険の場合は勤務先や管轄の社会保険事務所が窓口になります。
 
・確定申告
 
 死亡から4カ月以内に準確定申告を相続人が行います。
 年間10万円以上の医療費があった場合、医療費控除を行わなければ損になります。
 
・生命保険・簡易保険など会社によって書類が異なりますので、各会社に問い合わせてください。
   最近、特約の分が給付されないことが相次いでいます。
 保険会社も十分注意しているとは思いますが、いま一度契約内容をよく確認し、納得できるよう説明してもらってください。
 会社によって時効が定められていることがありますので気を付けてください。(2年~5年)
 
・銀行口座の名義変更
   相続の手続きが終わってからになります。
 相続人全員の印鑑証明書、 遺産分割協議書、 除籍謄本、通帳が必要になります。
 
・郵便局口座の名義変更
   相続の手続きが終わってからになります。
 戸籍謄本と通帳が必要になります。
※民営化し、ゆうちょ銀行に代わると条件が変わる可能性があります。
事前に確認してください。
 
・相続手続き
   3か月以内にしなければいけないこと・・・相続放棄、限定承認
 どちらも借金などマイナスの相続が発生しそうなときに行うことが多い手続きです。
 家庭裁判所に申し出ます。
 
4カ月以内にしなければいけないこと・・・上にも書いた準確定申告
10か月以内にしなければいけないこと・・・相続税の申告と納付
相続分割協議も原則10か月以内に行うことが必要です。
相続は最近では争族などと書かれたりしますね。
もめないように、遺言を残しておくことも大切です。


・仏式の場合は、「御霊前」と書く事が多いです。
・ほかに「御香典」「御香料」と書く場合もあります。
・四十九日後の法要は、「御仏前」と書きます。
・神式の場合は、「御玉串料」と書きます。
・「御神前」「御榊料」と書く場合もあります。
・キリスト教の場合は、「御花料」や「献花料」と書きます。








 

 

 

 

 

















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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